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5月12日、フィリピンマンダルヨン教会では、『母の日』に合わせて家族招待会を開催した。早いテンポで進んでいく産業化と各自の忙しいスケジュールにより薄くなっている家族同士の絆を深めるためだ。行事にはこれまであまり会えなかった聖徒の家族や親戚120人余りが参加して、意味深い時間を共に過ごした。
イベントは聖徒たちが家族のために準備した公演で始まった。家族に送るビデオレターも上映された。これまでは上手く表現できなかった言葉を映像を通して「すみません。愛し
てます」と伝える家族の真心に、映像を見る人々の目からも、すまない気持ちと喜びの涙が流れた。
公演が終わった後は、続けて家族展示会の観覧が行われた。参加者たちは家族をテーマに展示された詩・随筆・写真・小物を鑑賞し、家族の意味を考えた。フォトゾーンなどの付帯行事では、大切な思い出を記録に残した。
娘と一緒にイベントに参加したリリア姉妹は「今日、今までなかなか会えなかった家族たちが一堂に会した。これまで子どもたちの世話をあまりしてあげられなくて、とてもすまなく思っていたが、さらに関心を持つべきだと感じた」と話した。ロシタ姉妹は「うちの家族みんながとても幸せだったし、一つになるのを感じた」と感想を述べた。
参加者は、これからの日常生活でも愛を実践し、幸せな家庭を築いていくことを誓いながら帰途についた。