深まる秋、季節を知らせる紅葉のように時代を知らせる預言の人物たちが55回目韓国を訪問した。第55次海外聖徒訪問団は中国香港、台湾、インド、スリランカ、日本、フィリピン、マレーシア、シンガポールなどアジア圏を中心に、その他ニュージーランド、メキシコ、パナマ、エルサルバドルなどの国々まで12ヶ国 69教会から240余名が入国。10月 24日から公式のスケジュールが始まった。
福音をする上で困難な点が多い国の聖徒たちや、旅券とビザを得るのが難しく数年待って訪韓した聖徒たちなど、多くの困難を勝ち抜き預言どおり鳩のように飛んで来た聖徒たちを、
御母様は温かい愛で迎えてくださり聖霊の祝福を切に求めてくださった。韓国へ来たくても現地の状況や訪問団運営状況上、来ることができなくて残念がる家族たちにも愛を伝え元気に過ごしているか尋ねられ祝福を祈ってくださった。55次訪問団のスケジュールは、聖書セミナーを中心に進行された。聖書セミナーは、黄色く染まった銀杏並木がまるで金色の絨緞を敷いたようでその美しさが頂点に達した沃川ゴー&カム研修院と、竜仁(ヨンイン)市に新たに開院した神様の教会冬椿(トンベク)研修院を中心に行われた。その他に特別日程として、エロヒム研修院と地域教会を訪問し、WMC総会で神様の教会歴史館を観覧する一方、ソウルの南山韓屋村、Nソウルタワーのような名所を訪ね、この時代新しい契約の福音の聖地である韓国を見回って韓国文化を体験する時間も持った。訪問団一行は、また27日開かれた全国職分職責者の集まりに約1万5千名の韓国聖徒たちとともに参加して聖書に預言された新しいエルサレムの巡礼行列として、舞台に上がりエロヒム神様に栄光と賛美をささげた。
海外の聖徒たちが異国の地で不便に感じることがないように、彼らの手となり足となってお世話した韓国聖徒たちも、訪問団たちとシオンの善良な兄弟愛をお互いに分かち合った。何より海外聖徒たちは仕えることと思いやりをいつも実践する御母様を見つめて聖書の知識以上の物を学んだと言った。「インドでも韓国人自費宣教師たちを通じて多くの御恵みを受けている」というインドのコーチ教会のリタ姉妹は 「韓国の家族たちが暑いインドに来て、苦労しながらも常にほほ笑みと愛の心で家族たちに接するのだが、ここに来てみたらその愛が御母様から出てきたものであるということが分かった」と感嘆した。日本の東京から来たドンゴ兄弟は 「最も高い立場の神様が御自ら模範を見せてくださったおかげで、謙遜が何か、犠牲が何か、愛が何か悟ることができた」と 「このような体験はただ韓国でだけできる特別なこと」と強調した。
約 2週間の日程を終えた第55次海外聖徒訪問団を見送られながら、御母様は天の望みを持ってすべての困難を勝ち抜いて、神様の愛を本国に伝える子どもたちになることを切に頼まれた。御母様の喜びになり涙になった一行は、御母様の手紙となり、一人一人の魂を救う事に心をつくすという覚悟を決めて帰国の途に就いた。
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